小休憩は?

趣味の登山や週末の出来事を綴ります。

試練の北アルプス 折立から新穂高温泉へ③

8月14日(火)雨のち曇り

 

雲ノ平キャンプ場~双六小屋

 

寝袋に入って少ししての20時頃から雨が落ち始め、やがてそれは雷を伴った大雨に。

 

これはヤバいんじゃない?と思いつつもどうすることもできないんで止んでくれる事を願いつつ
眠ることに努めました。

 

雷もそんなに近づかなかったみたいで、疲れもあってかいつの間にか寝てたみたい。

 

0時頃に1度目が覚めた時には辺りは静まりかえってました。

 

あぁ、止んでくれたみたいだ。とホットし、再び眠りの中へ。

 

ところが、3時頃に再び激しい雨が降り始め、どんどん激しくなっていく。

 

これまたどうすることもできないんで寝袋にくるまったまま目を閉じるだけ。

 

すると、ウトウトしてるとなにやらテントの床が波打ち始めました。

 

どうやらテントの下を水がかなりの勢いで流れてる・・・

 

もうウォーターベッド状態です。

 

とりあえず起床時間になり撤収作業を始めなければならないんで、マットの上から下りないようにして
朝食作ったりかたずけを進めていきました。

 

次第に外が明るくなっていき、残すはテント本体の撤収のみ。

 

雨が上がるのを待つか、濡れるの覚悟で撤収するか悩みましたが、どうにも弱まらないんで意を決して
外に出て撤収することに。

 

外に出てみるとテン場にはゴーゴーと何本も川が出来ててびっくり!

 

ほとんどのテントの周りはプール状態です。

 

憧れた秘境雲ノ平は良いか悪いか、ある意味忘れられない場所になりそうです。

 

それでもこの日もまだまだ歩かなきゃならないんで、撤収を終えたU君とこの日のルートを検討するも
黒部源流が増水していて渡れないみたい。

 

なので、道中登山者に様子を確かめつつ、鷲羽岳を経由して三俣小屋に向かうことに。

 

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撤収を終えると雨は嫌がらせの様に小康状態に。

 

出発してすぐに雷鳥のつがいに逢いました~

 

 

ちょこまか動くんでブレブレですが。

 

ここから祖父岳直下までは雪渓を少し渡ったり、綺麗なカールを眺めたりと楽しく歩けたんですが
祖父岳の登りからはまた雨風が強くなってきた。

 

 

 

 

きつい登りを終え祖父岳山頂に着く。

 



ここからは、岩苔乗越~ワリモ北分岐~ワリモ岳~鷲羽岳~三俣山荘を目ざしますが、すれ違う登山者
に様子を聞くと風は強いけどどうやら行けそうだと。

 

岩苔乗越で鷲羽岳に向かいますがU君は巻いて行きたいみたい。

 

しかし、百名山一つは登っておきたい僕も悪いけど譲れません!

 

鷲羽岳に向けて頑張ってどんどん登っていきますが、きつい斜度のうえ雨と風が横殴りに襲ってきて
体が冷えてたまりません・・・

 

 

特に谷から容赦なく風が吹き付けてくるので谷側の右手の感覚がなくなっていく・・・

 

もうレインウェアの意味もなく顔から全身びしょ濡れです。

 

 

U君はもうかなり疲労気味で「足が上がらない。もう登りたくない。早く下山したい。」
と、心折れる寸前。

 

そして、なんとか頑張って鷲羽岳に到着!

 

 

絶景!の予定だったけど、何も見えません~

 

風を避けて少しだけ行動食摂って三俣山荘まで再び歩き始めます。

 

ここからの下りでようやく雨風が弱まっていき、少しだけ周りの景色が見えてきました。

 

良かった、このまま雨風が続いたらさすがに参ってたかも。

 

三俣山荘ではカレーを食べてしばらく休憩しました。

 

 

 

三俣山荘からはまたぐんぐん高度を稼いで登っていきます。

 

食べた後はきつい!

 

鷲羽岳と三俣山荘

 

 

この日の目的地、双六小屋までは三俣蓮華岳双六岳を登って小屋まで降りたいと当初は思ってたんだけど、巻道と三俣蓮華岳との分岐に着いてU君と相談するも、やっぱり巻いて行きたいみたい・・・

 

なので、登りたい気持ちを抑え一緒に行くことに・・・

 

ただ、この道もお花畑が素晴らしく気持ちの良いルートでした。

 

 

晴れてたらきっともっと良い景色なんだろな~

 

 

双六小屋には14時半に到着。

 

小屋に着いてすぐに受付を済ませ今夜もテント泊。

 

 

今回は常に雨模様なのに、なぜかテントを設営する時だけは止んでしまうんだもんな~良いか悪いか
分りませんが。

 

双六池キャンプ場は風がかなり強い上に、この旅の中で1番寒い夜だった。

 

 

夕方は少しだけ天気が回復し、小屋からの景色もなかなか綺麗。

 

鷲羽岳方面。あそこに登ったんだな~

 

 

テント設営後はU君の知り合いの女性がちょうど小屋でバイト中なので会いに行くことに。

 

すると、その彼女が生ビールをおごってくれて、おでんをつまみに飲んでると小屋の暖かさも
あってか、なんか尻に根が生えてしまい、テントに帰りたくなくなった2人。

 

そのままもう一杯飲んでおでんもおかわりして、しまいには牛丼も食べて完全に寛いでしまいました。

 

だって、この日はほんときつかったからね。北アルプス最後の晩餐くらい良いでしょ?

 

重い腰をようやく上げ、テントに戻ってからは寒さと疲れもあるんで、お互いのテントでまったりと
過ごしました。

 

なんともきつい1日でしたが、なんとか無事終わって良かった。

 

次の日はとうとう下山。

 

最後の1日は雨の中歩きたくないな~と願うばかりです。

 

この日も19時には眠りにつきました。。。